社会保険労務士に相談するという選択肢

サラリーマン、正社員、契約社員派遣社員、パート、嘱託、アルバイト
名称を問わず会社から給料をもらって働いている方は労働者と呼ばれます。

一般的に労働トラブル・労働問題が発生したとき、
労働者がとれる手段とはどんなものが考えられるでしょうか。

1.労働基準監督署に申告する
2.弁護士に相談する
3.労働組合・ユニオンに加入して会社と交渉する
4.行政・自治体・NPOなどの無料労働相談を利用する

おおまかに言ってこのくらいでしょうか。
ケースによっては、上記のいずれかで有効に対応できるものもあると思います。
しかしながら、世の中の労働トラブルの大部分は解決に至らず
労働者側の泣き寝入りというのが現状ではないでしょうか。

つまり、上記の手段を利用しても解決に至らない、
または、事情があって上記の手段を利用できない、
ということだと思います。(※この詳細は次回以降に書きます)


ここでもう1つの選択肢として知っていただきたいのは
社会保険労務士に相談するという方法です。

社会保険労務士
社労士といえば企業と顧問契約を結び、企業の労務面をサポートするものではないのか?

と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
確かに社労士は企業側の仕事を受けるのが通常であり、それが一般的です。
企業の味方、経営者の味方、というフレーズもよく使われます。
私自身、企業側のサポートを主要な業務としています。

ところが、私の知る限り、現時点で全国に少数ながら
労働者からの相談・依頼に応じ、
そして実際にトラブルを解決に導いている社会保険労務士が存在します。

先ほど挙げた他の手段では解決が難しかった案件であっても
社会保険労務士のサポートによって解決できる可能性も考えられます。
社会保険労務士だからこそできる支援があります。

労働問題でお悩みの方、
色々なところに相談したが結局状況が変わらなかったという方
どうしても泣き寝入りはしたくないので何か行動をとりたいという方
社会保険労務士に相談することで道が開けるかもしれません。



労働者からの相談は「労働トラブル相談所」まで